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2025.12.09 エステ業界情報

エステサロン開業に「開業届」は必要?提出方法と注意点をわかりやすく解説

エステサロン開業に「開業届」は必要?提出方法と注意点をわかりやすく解説

個人でエステサロンを開業する場合、多くの方が最初につまずくのが「開業届って必要?」「どこに提出するの?」という疑問です。開業届は税務署へ提出する書類で、サロンの運営や確定申告にも関わる非常に重要な手続きです。本記事では、エステサロン開業における開業届の役割や提出の流れ、提出するメリットについてわかりやすく解説します。

 

 

1. エステサロンに開業届は必要?提出する理由とは

エステサロンを個人事業として開業する場合、税務署へ「個人事業の開業・廃業等届出書(通称:開業届)」を提出します。提出は義務ではありませんが、提出しないと確定申告における特典が使えなかったり、事業者としての証明ができなくなるため、実質的には非常に重要な手続きです。

提出先はサロン所在地の所轄税務署で、開業した日から1か月以内の提出が目安とされています。

 

2. 開業届を提出するメリット

メリット(1)青色申告が使えるようになる

開業届を提出すると、「青色申告承認申請書」を併せて提出でき、青色申告による控除を利用できます。これにより、エステサロンの経費計上がしやすくなり、節税につながります。

 

メリット(2)事業用の銀行口座を開設しやすくなる

開業届は「事業を行っている証明」にもなるため、銀行から事業用口座の開設を求められた際に役立ちます。サロンの会計管理を行ううえでも、個人口座と分けやすくなるため重要です。

 

メリット(3)融資を受ける際に証明として使える

日本政策金融公庫などで開業資金の融資を検討している場合、開業届はほぼ必ず必要書類となります。とくにサロン開業時は、設備費・商材費・内装費などがかかるため、融資を利用する際に提出を求められます。

 

3. エステサロンの開業届の提出方法

開業届は、以下のいずれかの方法で提出できます。

  • 税務署へ直接持参
  • 郵送で提出
  • e-Tax(電子申請)で提出

もっとも簡単なのは、国税庁のホームページでPDFをダウンロードし、必要事項を記入して郵送する方法です。控えが必要な場合は、切手を貼った返信用封筒を同封します。

 

4. 開業届に必要な記入項目

開業届には、以下の項目を記入します。

  • 氏名・住所・生年月日
  • サロンの所在地
  • 事業開始日
  • 職業欄(例:エステティック業)
  • 事業の概要(例:フェイシャル・ボディの施術提供など)
  • 屋号(任意)
  • 青色申告を希望するかどうか

屋号は後から自由に変更できます。サロンのコンセプトが固まってから記入しても問題ありません。

 

5. 開業届は出さないとどうなる?

開業届を提出しなくても罰則はありませんが、青色申告が利用できなくなるため、節税メリットが失われます。また、融資申請やビジネス口座開設などの場面でも不利になるケースがあります。

とくにサロン経営は経費管理が重要なため、開業届は早めに提出しておくことがおすすめです。

 

まとめ

エステサロンの開業には、税務署への開業届提出が実質必須です。青色申告の利用や融資申請、事業用口座の開設など、多くのメリットがあります。手続き自体は難しくなく、国税庁のサイトから簡単に書類を準備できます。開業準備をスムーズに進めるためにも、早めに提出しておきましょう。

また、サロン運営を軌道に乗せるためには、メニュー設計や商材選びも重要です。リツビでは、結果にこだわったサロン専売スキンケアやピーリング製品をご提供しています。

 

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