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2025.12.09 エステ業界情報

自宅サロンは保険に加入すべき?必要な理由・入っておくべき保険4選

自宅サロンは保険に加入すべき?必要な理由・入っておくべき保険4選

自宅でエステサロンを開業する人が増える一方、見落とされがちなのが「万が一のトラブルへの備え」です。自宅サロンは店舗型に比べ初期費用を抑えやすい反面、万が一の事故やトラブルが起きた際のリスクをすべて個人で負わなければならないケースもあります。この記事では、自宅サロンに保険加入が必要な理由、実際に起こり得るトラブル事例、加入しておくべき保険の種類について詳しく解説します。

 

 

1. 自宅サロンで保険加入は必要!その理由とは

自宅サロンを開業するにあたり、保険加入は法律上の義務ではありません。店舗運営に関わる多くの保険は任意加入で、絶対に必要というわけではないためです。

しかし、補償に加入していない状態でトラブルが起こると、すべてを自費で対応しなければならず、多額の補償金が必要になるケースもあります。場合によってはサロン運営の継続が困難になる可能性もゼロではありません。

保険に加入していれば、万が一の際にも適切な補償が受けられ、安心してサロン運営に専念できます。自宅サロンはマンションの一室、自宅の一角で運営されることも多く、一般家庭向けの火災保険だけではカバーできない範囲もあるため、事前に確認し最適な保険に加入しておくことが重要です。

 

2. 自宅サロンで起こり得るトラブル事例

自宅サロンではどのようなトラブルが起こる可能性があるのか、意外とイメージしづらい方も多いかもしれません。ここでは実際に起こり得る代表的なトラブルを紹介します。

 

2-1. 施術中にお客様にけがをさせてしまった

フェイシャル機器の出力設定ミスや、マッサージ施術時の過度な圧によってお客様に痛みやけがを与えてしまうケースがあります。意図せず起きてしまったトラブルでも、サロン側が損害賠償を求められる可能性があります。

 

2-2. サロン内でお客様がけがをしてしまった

サロンの段差でつまずいた、タオルや備品に足を滑らせたなど、施術以外の場面で発生する事故も珍しくありません。安全対策をしていても完全に防ぎきれるものではなく、事業者側に責任が問われるケースがあります。

 

2-3. お客様の洋服・持ち物を汚してしまった

施術中の化粧品やオイル、染みなどが衣服やバッグにつき、クリーニング代や弁償を求められるケースがあります。施術時は気をつけていても、予期せぬタイミングで汚れが発生することは少なくありません。

 

2-4. お客様から預かった荷物を紛失してしまった

施術中に預かった貴重品や荷物が紛失してしまい、弁償が必要となる場合があります。自宅サロンでは施術スペースと生活空間が近いため、荷物管理の難易度が上がる場合があります。

 

2-5. 販売した商品で健康被害を引き起こしてしまった

卸した化粧品にお客様の肌が合わず、トラブルや肌荒れが起きてしまった際、販売側に責任を問われるケースがあります。サロン専売化粧品であっても例外ではありません。

 

2-6. 何らかの理由で一定期間営業ができなくなった

風災・水災・火災・漏水トラブル・機器故障などで営業ができず、売上が途絶えてしまうケースも考えられます。自宅サロンは店舗型に比べて設備が簡素なため、思わぬトラブルで長期間営業ができなくなる可能性もあります。

 

3. 自宅サロンで加入すべき保険の種類4選

ここでは、前述したトラブルに備えるために知っておきたい保険の種類を紹介します。

 

3-1. サロン賠償責任保険

サロン内でお客様が転倒した・けがをしたなど、店舗施設が原因で事故が起きた場合の賠償責任をカバーする保険です。自宅サロンでは生活空間との境界が曖昧になるため、起きやすい事故の一つです。

 

3-2. 受託者賠償責任保険

預かった荷物の破損・紛失に備える保険です。施術中の貴重品や衣類管理に不安があるサロンは加入しておくと安心です。

 

3-3. 生産物賠償責任保険(PL保険)

販売した化粧品・サプリメントなどが原因で肌トラブルが発生した際に備える保険です。物販を行うサロンには必須といえるでしょう。

 

3-4. 火災保険・店舗休業保険

火災・風災・水災などの損害に備える保険です。店舗休業補償がセットになったものもあり、トラブルによる休業で売上がなくなるリスクを軽減できます。商工会などでは複数の補償がセットになった「事業活動総合保険」として提供される場合もあります。

 

まとめ

自宅サロンは、小規模で始めやすい一方、万が一のトラブルが発生した際のリスクをすべて個人で負う可能性があります。保険加入は義務ではありませんが、適切な補償を選んでおくことで安心してサロン運営に集中でき、長く続けやすい環境を整えることができます。

 

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