2025.10.16 エステ業界情報 ピーリング
ハーブピーリングをメニュー化したいけれど、初期費用はどれくらいかかるのか、商材は何を基準に選ぶべきか——。本記事では、ハーブピーリングの概要からエステサロンに導入するメリット、導入費用の目安と内訳、商材選定のポイントまでを整理し、最後にケミカルピーリングとの比較観点も紹介します。
ハーブピーリングとは、植物由来の微細パウダーやエキスを肌に塗布し、古い角質をオフしながら肌表面のコンディションを整えるトリートメントです。ターンオーバーのリズムをサポートし、なめらかで明るい印象づくりに役立つとされています。施術後に薄く皮むけが起こるタイプ(剥離あり)と、ダウンタイムが少ないタイプ(剥離なし)があり、メニュー設計やお客様のライフスタイルに応じて選択します。
一般に、剥離が起こるタイプはアフターケアや日中の紫外線対策を丁寧に行う必要があり、スケジューリングの説明も重要です。剥離なしは比較的刺激が穏やかで予定に組み込みやすい反面、商材や手技に応じたコース設計とホームケアの併用提案が成果の鍵になります。
角質ケア・つや感ケアへの関心が高く、SNSでも情報接触が増えています。新規集客の受け皿として広告・ハッシュタグ施策と相性が良いのが特長です。
マシン大型投資が不要で、講習と商材の正しい取扱いを身につければスタートしやすいメニューです。ベッド・ボウル・スパチュラなど基本備品で始められる点も魅力です。
アフターケア用の保湿・UV・角質ケアコスメの提案がしやすく、ホームケア連動のLTV向上を狙えます。コース回数設計×物販で売上の安定化が期待しやすくなります。
初期費用はサロンの規模や選ぶ商材により幅がありますが、施術備品まで含めて約10万〜80万円ほどを目安に見積もるケースが一般的です。小規模サロンで既存ベッド・ワゴンがある場合は低め、海外ブランドのスターターキット+講習・登録費まで含めると高めになります。
主な内訳の例:商材スターターセット(ハーブパウダー/ブースター/中和・鎮静系)/講習・研修費/ディプロマ発行・登録費/ベッド・タオル・ピローなどリネン類/ボウル・スパチュラ・計量器/消耗品(手袋・マスク・ラップ・コットン)など。広告や撮影、POP制作など販売準備費も別途計上すると計画がぶれにくくなります。
費用差の主因は、講習の有無・回数・形式(対面/オンライン/フォロー会)、ディプロマ発行や登録費の有無、スターターセットの内容量とブランドポジションです。価格が高い=必ずしも優れている/安い=劣っている、という単純比較は避け、サロンの客層・回転数・スタッフ数に合う条件かで評価しましょう。既に施術経験がある場合は、過剰な研修が不要なメーカーを選ぶことで初期費用を抑えられる場合もあります。
取り扱いマニュアル、アフターケア手順、テストパッチの運用、想定されるダウンタイムの明示など、運用設計が丁寧なメーカーを重視しましょう。スタッフ教育資料や同意書テンプレートの有無も判断材料です。
剥離の有無や期間がコース販売・予約回転に直結します。仕事柄ダウンタイムを避けたい層が多いエリアでは、剥離なしタイプや穏やかな処方のラインを主軸に据える選択も有効です。
鎮静・保湿・UVなどホームケアと連動しやすい処方か、フェイシャルマシンや別メニュー(炭酸・導入・LEDなど)と併用しやすいかも重要。セット提案のしやすさは単価と満足度の両立につながります。
導入費・商材費の初期ハードルは一般的にケミカルピーリングの方が低めで、ダウンタイムも軽い傾向にあります。サロン側のコントロール性(濃度やpH、滞留時間など)が高く、幅広いお客様に提案しやすいのも利点。ハーブピーリング導入店が多い市場では、グリコール酸(例:水光ピール)や乳酸(例:ホワイトスノーピール®)を柱に据えることで、差別化と回転効率を両立しやすくなります。
ハーブピーリングの導入費用は約10万〜80万円が目安。費用差は講習・登録の要否、スターターセットの内容、ブランドポジションによって生じます。商材選びでは安全性、ダウンタイム、他施術との親和性を軸に、サロンの客層と運用体制に合うものを選定しましょう。運用しやすさとコスト面では、ケミカルピーリング(グリコール酸・乳酸)も強力な選択肢です。
リツビでは、エステサロン向けの水光ピール(グリコール酸)とホワイトスノーピール®(乳酸)をご用意。導入・資料請求は以下よりお気軽にご相談ください。
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